♪ギター&ウクレレ弾き語りオヤジkanouya♪

子供の頃、遠州浜沖を航行する大型船から垂れ流された廃油が、廃油ボールとなって砂浜に打ち寄せられていた時期がありました。
まだ環境問題なんてあまりとやかく言われなかった時代です。
だから波打ち際を歩くと足やサンダルの裏は踏みつぶした廃油ボールのせいで真っ黒！

その頃、前浜(遠州浜)で投網で取ったボラを刺身にしても、口の中に入れるとタールの味がパァッ～と広がって悲しい思いをしたことが多々あります。
子供心に海は汚れているんだと感じたものです。

ボラの刺身ってコリコリして美味しいんですよね。
赤身と白身の部分もあって色も奇麗ですよね。
でも、東京あたりでボラの刺身の話を学生時代に飲み屋で持ちだしても通じなかったことがあります。
「いしもち」って魚もあまり東京では通じなかったな。

廃油ボール昔はありました。伊豆大島辺りでも・・・
関東辺りでは、ボラは人気ないようですが・・・
浜松より更に西へ行くと、鯛より上手いともてはやされていると聞きます。
釣って直ぐに首を折って、生き〆します。だから血の臭さもありません。
遠州灘のいしもちもよく頂きます。私は好きな魚の一つですが。